ウアルドマイン

ウアルドマイン
品種 サラブレッド
性別
毛色 青毛
生誕 1937年
死没 1941年?
プライオリーパーク
プロミーズース
母の父 コイワヰ
生国 日本青森県
生産者 東北牧場
馬主 杉崎昇
調教師 野平省三
競走成績
生涯成績 30戦5勝
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ウアルドマイン1937年-1941年?)は日本競走馬である。第2回の横浜農林省賞典四歳呼馬(現在の皐月賞競走)勝ち馬として知られる。

経歴

3歳になった1940年4月2日中山競馬場の芝1800メートルの競走でデビューしたが、4頭立ての4着の最下位に敗れる。しかし続く2戦を連勝すると、横濱農林省賞典四歳呼馬では2着テツキヤクを首差抑えて優勝した。騎手調教師兼任の野平省三であった[1])。

続く東京の四歳呼馬も勝ち、東京優駿競走(日本ダービー)では1番人気に支持されるもイエリユウの15着に惨敗。次走の古呼馬優勝ではクモハタの2着に健闘したが、以降は精彩を欠いた。この年の京都農林省賞典四歳呼馬(菊花賞)では5着に入っている。

4歳になった1941年も不振が続き、11月8日の古呼馬ハンデで競走を中止、これがラストランとなった。種牡馬になる事はなく、以後の消息は不明である。

競走成績

血統表

ウアルドマイン血統ロックサンド系 / St. Simon 5×4×5×5 Isonomy 5×5) (血統表の出典)

*プライオリーパーク
Priory Park
1922 鹿毛
父の父
Rocksavage
1915 鹿毛
Rock Sand Sainfoin
Roquebrune
Manuka Eager
Sempronia
父の母
Chatham
1908 鹿毛
Darley Dale St. Simon
Ismay
Coronation Day Ermak
Farceuse

プロミーズース
1923 鹿毛
*コイワヰ
1908 鹿毛
Chatsworth Persimmon
Meadow Chat
*エナモールド Gonsalvo
Young Lady
母の母
*第二プロポンチス
1910 青毛
*インタグリオー Childwick
Cameo
*プロポンチス Ravensbury
Marmora F-No.4-d


脚注

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  1. ^ 当時は「調教師兼騎手」は珍しい存在ではなく、日本競馬会発足以前に免許を受けていた調教師(騎手)に対しては、1942年12月31日までは調騎分離に関する猶予期間とされたため、猶予期間中は引き続き調教師が騎手としても騎乗することができた。

参考資料

皐月賞勝ち馬
1930年代
1940年代

第2回 ウアルドマイン / 第3回 セントライト / 第4回 アルバイト / 第5回 ダイヱレク / 第6回 クリヤマト / 第7回 トキツカゼ / 第8回 ヒデヒカリ / 第9回 トサミドリ

1950年代

第10回 クモノハナ / 第11回 トキノミノル / 第12回 クリノハナ / 第13回 ボストニアン / 第14回 ダイナナホウシユウ / 第15回 ケゴン / 第16回 ヘキラク / 第17回 カズヨシ / 第18回 タイセイホープ / 第19回 ウイルデイール

1960年代

第20回 コダマ / 第21回 シンツバメ / 第22回 ヤマノオー / 第23回 メイズイ / 第24回 シンザン / 第25回 チトセオー / 第26回 ニホンピローエース / 第27回 リュウズキ / 第28回 マーチス / 第29回 ワイルドモア

1970年代
1980年代
1990年代
2000年代

第60回 エアシャカール / 第61回 アグネスタキオン / 第62回 ノーリーズン / 第63回 ネオユニヴァース / 第64回 ダイワメジャー / 第65回 ディープインパクト / 第66回 メイショウサムソン / 第67回 ヴィクトリー / 第68回 キャプテントゥーレ / 第69回 アンライバルド

2010年代

第70回 ヴィクトワールピサ / 第71回 オルフェーヴル / 第72回 ゴールドシップ / 第73回 ロゴタイプ / 第74回 イスラボニータ / 第75回 ドゥラメンテ / 第76回 ディーマジェスティ / 第77回 アルアイン / 第78回 エポカドーロ / 第79回 サートゥルナーリア

2020年代

第80回 コントレイル / 第81回 エフフォーリア / 第82回 ジオグリフ / 第83回 ソールオリエンス / 第84回 ジャスティンミラノ

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