オーソン・ウェルズのフェイク

オーソン・ウェルズのフェイク[1]
F for Fake(英語)[1]
Vérités et Mensonges(フランス語)[1]
監督 オーソン・ウェルズ[1]
脚本 オーソン・ウェルズ[1]
出演者 オーソン・ウェルズ[1]
オヤ・コダール[1]
エルミア・デ・ホーリー[1]
ジョゼフ・コットン[1]
ポール・スチュワート[1]
ローレンス・ハーヴェイ[1]
音楽 ミシェル・ルグラン[1]
撮影 クリスチャン・オダッリ[1]
ゲイリー・グレイヴァー[1]
配給 フランス映画社[1]
公開 スペインの旗 1973年12月14日[2]
フランスの旗 1975年3月12日[2]
ドイツの旗 1976年1月30日[2]
日本の旗 1978年8月14日[2]
上映時間 89分[1]
製作国 イランの旗 イラン[1]
フランスの旗 フランス[1]
ドイツの旗 ドイツ[1]
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オーソン・ウェルズのフェイク[1]は、1973年公開のオーソン・ウェルズが監督・脚本・主演を担当した映画である。オリジナル要素の強い作品としては、ウェルズが完成させた最後の長編映画である。フランス語版のタイトルは「真実と嘘 Vérités et Mensonges」。

贋作画家エルミア・デ・ホーリー、ホーリーの伝記を書いた作家クリフォード・アーヴィングらに、ウェルズがインタビューするというドキュメンタリーの体裁をとっている。しかし、アーヴィングはハワード・ヒューズの自伝の偽造者であった。そして、ウェルズ自身が披露する話など、次第にストーリーの虚実が曖昧になっていく。ウェルズ自身は、本作を「映画のエッセイ」だと評した。ウェルズが制作した9分にわたる予告編は、本編とは無関係の素材を用いた完全オリジナルのものである(ウェルズ自身など、本編の登場人物は一部登場する)。

1973年9月のサン・セバスティアン国際映画祭に出品され、のち欧米や日本で公開された[2]。他のウェルズ作品同様に公開当時は不評であり、死後に評価が進んだ。

出演

※括弧内は日本語吹替

参考文献

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t オーソン・ウェルズのフェイク(1975) allcinema
  2. ^ a b c d e Orson Welles no Fake (1973) Release Info IMDb

外部リンク

ウィキクォートにオーソン・ウェルズのフェイクに関する引用句集があります。
  • オーソン・ウェルズのフェイク - IMDb(英語)
  • オーソン・ウェルズのフェイク - オールムービー(英語)
  • オーソン・ウェルズのフェイク - Rotten Tomatoes(英語)
  • "F for Fake Is an Illusionist's Trick With Bogus Heroes and Expert Villains" by Vincent Canby, New York Times, 28 September 1975
  • "F for Fake: The Ultimate Mirror of Orson Welles" Article by Robert Castle, August 2004
  • F for Fake: Orson Welles’s Purloined Letter an essay by Jonathan Rosenbaum at the Criterion Collection
長編映画
短編
  • The Hearts of Age (1934年)
  • Too Much Johnson (1938年)
  • The Fountain of Youth (1958年)
未完成映画
  • It's All True (1942年)
  • ドン・キホーテ (1956-1969年)
  • The Deep (1970年)
  • The Dreamers (1980-1982年)
その他
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