タルチュム
タルチュム | |
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いろいろな仮面 | |
各種表記 | |
ハングル: | 탈춤 |
発音: | タルチュム |
文化観光部2000年式: | Talchum |
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タルチュムは朝鮮半島の民俗芸能で、紙やヒョウタンで作った仮面をかぶって行われる踊り、演劇である。タルは〈仮面〉,チュムは〈踊り〉を意味し,踊りを主とする歌舞部分と演劇的なストーリー部分からなる。野外で行われ,内容は民衆的な日常や支配階級への批判などを風刺的に扱ったものが多い。
2022年に韓国の推薦でユネスコの無形文化遺産に登録されている[1]。
名称
タルチュムという名称はソウルをはじめとした朝鮮半島中部地域で使われる名前であり、ソウル方言で標準語として定着しており、仮面をかぶって踊る朝鮮半島の民俗芸能の総称になっている。江原道では仮面劇、慶尚道以南では、XXトゥルロリ(들놀이)、XXトゥルロルム(들놀음)またはXX五広大(오광대、オグァンデ)と呼ばれている。黄海道ではXXタルチュム、XXタルロルム(탈놀음)、咸鏡道ではXXノルム(놀음)と呼ばれている。
ギャラリー
- 鳳山のタルチュム
- 仮面劇「松坡山臺」
- 殷栗のタルチュム
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脚注
- ^ “UNESCO - Talchum, mask dance drama in the Republic of Korea” (英語). ich.unesco.org. 2022年11月30日閲覧。
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