ターク・イ・ブスタン

ターク・イ・ブスタン大石窟のレリーフ。上段中央がホスロー2世。右がアフラ・マズダ神、左がアナーヒター女神

ターク・イ・ブスタン (Taqi-Bustan) はサーサーン朝ペルシャ時代の遺跡。イラン西部ケルマーンシャー近郊に位置し、1700年の風雨にもかかわらず巨大なレリーフ(浮き彫り)彫刻が威容を誇っている。レリーフは岩山に穿たれた石窟に彫られており、小石窟は4世紀シャープール3世 (在位383-388) 、大石窟は6~7世紀、ホスロー2世によって造営されたものである。保存状態のいい物にはアルダシール2世 (在位379-383) およびシャープール3世が神々から王権を授与される様子を描いた物もある。

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