ハンサムケンヤ

ハンサム ケンヤ
出生名 田邊建哉[1]
生誕 (1987-10-30) 1987年10月30日(36歳)
出身地 日本の旗 熊本県
学歴 立命館大学
ジャンル J-POP
職業 シンガーソングライター
担当楽器 ボーカルギター、ベース、ピアノ
活動期間 2011年 - 現在
レーベル 古都レコード / ビクターエンタテインメント
事務所 古都レコード
公式サイト ハンサムケンヤ オフィシャルWEBサイト
ビートルズ

ハンサム ケンヤ(HANDSOME KENYA、1987年10月30日[2] - )は、日本のシンガー・ソングライター徳島県出身[2]。2011年より京都を中心に本格的に活動を開始。2012年にメジャーデビュー。

人物・来歴

1987年、徳島県で産まれ、すぐに熊本県へ移住。教育熱心な親のもと、子供時代は絵画ピアノなどを習い、野球などもこなしていた[2][3]2000年ビートルズに興味を持ち、2002年作曲を開始。高校生となった2005年には友人らとバンド活動を開始。この時はベースとボーカルの担当であった[2][3]浪人中の2006年には、マルチトラックレコーダーを活用した本格的な楽曲制作にのめりこむ[3]2007年立命館大学入学に伴い京都府に居を移し、やはりバンドを結成。今回のバンド『京都ハンサムズ』[4]ではギターとボーカルを担当。弾き語りでのライブ活動などを行なう[2][3]2009年、新井ポテト(新井雄太)と共にバンド「京都ハンサムズ」結成[5]自主制作CDシングル、2枚を発売。 2010年には新井を代表取締役とし、インディーズレーベル、株式会社「古都レコード」を立ち上げる[5][6][2][3]。なおその後京都ハンサムズのファンであった人物をマネージャーとして雇用し、古都レコードは3人体制となる[5]

2011年、立命館大学を卒業。バンドを解散し、京都府を中心にソロ活動を開始[2][6]YouTubeにて「これくらいで歌う」、「蟲の溜息」のPVを発表するが、映像を映像作家椙本晃佑が担当したこともあり、これが話題となり、33万回再生を達成[7][8][4]。同年9月には初のフルアルバムである『エフコード』および「決心速度」のPVを発表[9][6]

なお、2011年3月に立命館大学産業社会学部を卒業したと言う資料があるが[5]、2014年11月現在の公式プロフィールでは、2011年5月、在学中にインディーズレーベル「古都レコード」を立ち上げた、とある[10]

2012年7月4日、『集積ライフ』、『カサブタ』のリリースでメジャーデビュー[11]。2012年10月にはメジャー1stアルバム『ゴールドマッシュ』を発表[12]

2012年10月、ビクターエンターテインメントに移籍[10]

2016年12月、フジテレビ系深夜番組「新しい波24」に出演。『これくらいで歌う』をスタジオで披露し、同番組のエンディングテーマとして使用される。また、翌年からのレギュラー放送にも出演メンバーとして記載されている。

2021年3月、「うすた京介×ハンサムケンヤ \勢い/アイドルプロジェクト」よりメンバー募集オーディションを開催。

2021年7月、アイドルグループきのホ。へと楽曲提供の開始。

2023年11月、X(旧Twitter)にて入籍した事を発表。[13]

その他

「ハンサムケンヤ」は友人であり古都レコード代表取締役でもある新井ポテトの命名[3]。なお、二人は同学年ではない[5]

ディスコグラフィー

シングル

  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
1st 2012年3月21日 この街の歩き方 KTHK-881
全8曲
  1. この街の歩き方
  2. マジックアワー
古都レコードより
2nd 2013年10月23日 劣等感ビート NCS-10033
全2曲
  1. 劣等感ビート
  2. 嘆き-Single Mix-
TOWER RECORDS限定

インターネット配信

  発売日 タイトル 備考
1st 2012年7月4日 カサブタ[14]
1st 2012年7月4日 集積ライフ[15] 今夜野宿になりまして』タイトル曲[16]

ミニアルバム

  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
1st 2011年5月18日 これくらいで歌う KTHK-556
全曲
古都レコードより
2nd 2012年10月3日 ゴールドマッシュ VICL-63928(通常版)
VIZL-492(初回限定版)
全7曲

CD
  1. ポップミュージック
  2. 集積ライフ
  3. ボディーライン
  4. 夜叉
  5. どんなに
  6. これくらいで歌う
  7. [Secret Track]
    DVD
  8. 『集積ライフ』MV
  9. アニメ『ハードサーモンズナイト』全6話
  10. 『ミュージックビデオノイローゼ』全5曲
ビクターエンタテインメントより
ジャケットは漫画家浅野いにおの手によるもの[12]
3rd 2013年2月27日 ブラックフレーム VICL-64006(通常版)
VIZL-521(初回限定版)
全6曲

CD
  1. テヌート
  2. とはずがたり
  3. カーニバル
  4. 明日を生きる世代
  5. 戦前生まれのオンボロギター
  6. 摩天楼
    DVD
  7. 『テヌート』MV
  8. 密着ドキュメンタリー『平日、平熱。』
オリコン最高294位
ビクターエンタテインメントより
ジャケット及び歌詞カードのイラストはアニメ制作会社のガイナックスが手がけたもの

アルバム

  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
1st 2011年8月24日 エフコード KTHK-860
全12曲
  1. 決心速度
  2. ポートマン
  3. アイキャッチ
  4. エフコード
  5. フイルムケース
  6. アラハラ
  7. 疲労感
  8. 口内炎
  9. 生活排水
  10. 秋雨前線
  11. この街の歩き方
  12. ダウンロード世代
    「決心速度」など12曲を収録。本作ではミックスエンジニアとしてGOH HOTODAが参加。生演奏を主体とした作品となっている。ピアノ、ギター、ベースはハンサムケンヤが、ドラムは新井ポテトが演奏している[7][17][6]
古都レコードよりリリース。KTHK-860[17]
2nd 2014年3月5日 アムネジア VICL-64129~62130
全19曲

DISC1:アムネジア
  1. ランダム
  2. トワイライダー
  3. とおりゃんせ
  4. 嘆き
  5. アイリス
  6. 劣等感ビート
  7. ミス御堂筋ガール
  8. 余命
  9. ノスタルジット
  10. 有名な映画
    DISC2:26-KOTO RECORD YEARS
  11. ダウンロード世代
  12. 決心速度
  13. アイキャッチ
  14. 蟲の溜息
  15. この街の歩き方
  16. ノンレム睡眠
  17. エフコード
  18. アラハラ
  19. 疲労感
オリコン最高215位

その他

レンタルタダヤ
TSUTAYA限定無料レンタルCD & DVD作品として2012年9月5日リリース。CDS-3059[18]。CDには「集積ライフ」、「これくらいで歌う」、「決心速度」の3曲を収録。DVDには「集積ライフ」、「決心速度」、「これくらいで歌う」とオリジナルアニメ『ハード・サーモンズ・ナイト』を収録[19]

ミュージックビデオ

監督 曲名
椙本晃佑 「これくらいで歌う」「蟲の溜息」「決心速度」「アラハラ」「この街の歩き方」「集積ライフ」「テヌート」「劣等感ビート」「とおりゃんせ」「トワイライダー」

脚注

[脚注の使い方]

注釈

出典

  1. ^ “2011年5月18日(水)”. 古都レコード. 2014年11月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年11月21日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g “ハンサムケンヤ オフィシャルWEBサイト”. BIOGRAPHY. 古都レコード. 2011年9月22日閲覧。
  3. ^ a b c d e f “Power Push ハンサムケンヤ”. ナタリー (2011年8月22日). 2011年9月22日閲覧。
  4. ^ a b “メジャー1stアルバム「ゴールドマッシュ」リリース記念! ハンサムケンヤ&椙本晃佑&新井ポテト、はみ出しインタビュー!!”. white-screen.jp (2012年10月3日). 2012年10月20日閲覧。
  5. ^ a b c d e “新井雄太さん(産業社会学部6回生)古都レコード代表取締役、ハンサムケンヤさん(2011年3月産業社会学部卒)シンガーソングライター、田中梨未さん(2010年3月産業社会学部卒)古都レコード マネージャー”. 立命館大学広報課. 2014年11月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年11月21日閲覧。
  6. ^ a b c d “スペシャルインタビュー ハンサムケンヤ × ポテト社長 × 阪本大雅”. スタジオラグ. 2011年9月22日閲覧。
  7. ^ a b “Power Push ハンサムケンヤ”. ナタリー (2011年8月20日). 2011年9月22日閲覧。
  8. ^ “映像作家・椙本『ミュージックビデオは大喜利?』”. 古都レコード (2011年). 2012年1月13日閲覧。
  9. ^ “ハンサムケンヤ、初フル・アルバム収録曲“決心速度”のPVを公開”. タワーレコード (2011年9月8日). 2011年9月22日閲覧。
  10. ^ a b “PROFILE”. 古都レコード. 2014年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年11月21日閲覧。
  11. ^ “ハンサムケンヤ×アンタ柴田の異色“サバイブ”談義” (2012年7月4日). 2012年9月10日閲覧。
  12. ^ a b “ハンサムケンヤのデビューを祝い、浅野いにおがマンガ執筆”. ナタリー (2012年8月31日). 2012年10月3日閲覧。
  13. ^ “本日入籍致しました。 銭湯が好きなので良い風呂の日に。”. 2024年1月11日閲覧。
  14. ^ “ハンサムケンヤ|カサブタ|Victor Entertainment”. ビクターエンターテインメント. 2012年11月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年11月21日閲覧。
  15. ^ “ハンサムケンヤ|集積ライフ|Victor Entertainment”. ビクターエンターテインメント. 2012年11月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年11月21日閲覧。
  16. ^ “ハンサムケンヤ、メジャーデビュー「今夜野宿」テーマ曲 - 音楽ナタリー”. 音楽ナタリー. 2012年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年11月21日閲覧。
  17. ^ a b “京都発の注目シンガー・ソングライター、ハンサムケンヤが初フル作を完成”. タワーレコード (2011年8月24日). 2011年9月22日閲覧。
  18. ^ “ハンサムケンヤ TSUTAYA限定CD+DVD二枚組の無料レンタル開始 - Musicman-NET” (2012年9月5日). 2013年1月15日閲覧。
  19. ^ “ハンサムケンヤ、本日からTSUTAYA限定「レンタルタダヤ」” (2012年9月5日). 2012年9月10日閲覧。

外部リンク

  • ハンサムケンヤ オフィシャルWEBサイト - 2011年9月22日閲覧
  • ハンサムケンヤノラリクラリ - オフィシャルブログ。2011年9月22日閲覧
  • ハンサムケンヤ (@HK_staff) - X(旧Twitter) - ハンサムケンヤスタッフのTwitter。
  • ビクターエンタテインメント ハンサムケンヤ
典拠管理データベース: 芸術家 ウィキデータを編集
  • MusicBrainz