ピンデトッ
ピンデトッ | |
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各種表記 | |
ハングル: | 빈대떡, 녹두전, 녹두지짐 |
漢字: | 빈대떡, 綠豆煎, 綠豆지짐 |
発音: | ピンデトッ, ノットゥジョン, ノットゥジジム |
ローマ字: | bindaetteok, nokdujeon, nokdu jijim |
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ピンデトッ(빈대떡)は、朝鮮風お好み焼きであるチヂミの一種である。磨り潰したリョクトウにワケギとキムチを混ぜ、フライパンで焼いて作られる。
歴史
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/90/Korean_pancake-Bindaetteok-01.jpg/250px-Korean_pancake-Bindaetteok-01.jpg)
ピンデトッは、ピンジャトッ(빙자떡)という名前で1670年代に役人の妻の張桂香が書いた料理百科『飮食知味方 / 閨壼是議方』の中に初めて表れる。この料理は当初は、水に浸して磨り潰したリョクトウ、豚肉、ワラビ、リョクトウモヤシ、ハクサイのキムチを混ぜたものを油で焼いて作られた[1]。味付けには蜂蜜が使われた。
ピンデトッはサンジョク(산적、散炙。肉の串焼き)や焼き肉を祭祀の膳に供えたり宴会に出すときに下に敷いてかさ上げし、余分な脂肪を吸いとらせるための台として作られ、家人はピンデトッに載った肉だけを食べ、いらなくなったピンデトッは貧しい人々に与えた[2][3]。そのため、この食べ物はピンデビョン(빈대병)と呼ばれるようになった。
朝鮮語でピンデ(빈대)は南京虫を意味し、貧者のことをも指す。トッ(떡)は餅(トック)の意である。
また、ピンジャビン(병자병, 餠子餠)が歳月とともにピンジャトッになり、そしてビンデトッと呼ばれるようになったともいわれる。『朝鮮常識』ではピンジャの語源は「餠飣」の中国音からきたとされる[4]。
関連項目
出典
- ^ Korean Food Series (5th Issue) http://www.pennfamily.org/KSS-USA/20050615-2440.htm
- ^ コネスト韓国料理・グルメガイド ピンデトッ
- ^ コリアテイスト ピンデトッのレシピ
- ^ http://100.empas.com/dicsearch/pentry.html?s=K&i=242464&v=46
外部リンク
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/4a/Commons-logo.svg/30px-Commons-logo.svg.png)
ウィキメディア・コモンズには、ピンデトッに関連するメディアがあります。
- General information about Bindaetteok[リンク切れ](朝鮮語)
- Brief information about Bindaetteok(朝鮮語)
- Origin and brief information about Bindaetteok(朝鮮語)