フランスの言語

フランスの言語
公用語 フランス語
地方言語 アルザス語カタルーニャ語コルシカ語ブルトン語ガリシア語オクシタン語ワロン語バスク語(準公用語)、西フラマン語、プロバンス語、ロレーヌ・フランコニアン語、フランス領ギニア・クレオ―ル、マルティニーク・クレオール、グアダループ・クレオール、レユニオン・クレオール、ニューカレドニア内の約20の言語、イェニシェ語、マルーン・クレオール、アメリンド語(フランス領ギニア)
主な移民言語 アラビア語ベルベル語ポルトガル語スペイン語イタリア語ポーランド語トルコ語ドイツ語中国語ヴェトナム語ヘブライ語ロシア語オランダ語英語[1]
主な外国語 英語 (39%)
手話 フランス手話
一般キー配列
AZERTY、Bépo

フランス語は、フランス共和国憲法第2条において制定された、フランス共和国の唯一の公用語である。標準フランス語は、フランス国内において、最も多く話されている。

その他の地域言語も、地域によって異なる使用範囲で第2言語として話されており、ドイツ語方言(アルザス語・1.44%)、ケルト系言語ブルトン語・0,61%)、ガロ・ロマンス系言語オイル語・1.25%、オクシタン語・1.33%)などがある。これらの言語の中には、ベルギードイツスイスイタリアスペインなどの周辺国で話されている言語もある。

言語の地位

フランス共和国憲法第2条は、フランス共和国の公用語をフランス語と定めており、フランス政府は法に基づいて、全ての職務をフランス語で遂行しなければならない。フランス政府は、全ての情報がフランス語で利用可能にすることを任務の一つにしている(但し、多言語も使用可能)。しかし、個人、企業またはその他のメディアにおけるフランス語の使用は、フランス政府の管轄するところではない。

2008年7月のヴェルサイユにおける議会において、地域言語の公的承認を可能にするための、憲法改正が行われた。

言語一覧

フランスにおける、地域言語の分布。(標準フランス語は、フランス本土及び海外県・海外領土を含むフランス全土において広く使用されている。)

公用語

フランス語(フランス共和国憲法第2条)

地域言語

フランス本土における地域言語は以下の通り。

ケルト系言語

ゲルマン系言語

イタロ・ダルマチア系言語

ガロ・ロマンス系言語

その他

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “La dynamique des langues en France au fil du XXe siècle” (PDF) (French). Ined.fr. 2015年3月30日閲覧。

外部リンク

西ヨーロッパ
  • オーストリア
  • オランダ
  • スイス
  • ドイツ
  • フランス
  • ベルギー
  • モナコ
  • リヒテンシュタイン
  • ルクセンブルク
東ヨーロッパ
  • ウクライナ
  • スロバキア
  • チェコ
  • ハンガリー
  • ブルガリア
  • ベラルーシ
  • ポーランド
  • モルドバ
  • ルーマニア
  • ロシア
南ヨーロッパ
  • アルバニア
  • アンドラ
  • イタリア
  • 北マケドニア
  • ギリシャ
  • クロアチア
  • サンマリノ
  • スペイン
  • スロベニア
  • セルビア
  • バチカン
  • ボスニア・ヘルツェゴビナ
  • ポルトガル
  • マルタ
  • モンテネグロ
北ヨーロッパ
その他
  • 沿ドニエストル共和国
  • コソボ
自治領等
  • アゾレス諸島
  • オーランド諸島
  • ガーンジー
  • ジブラルタル
  • ジャージー
  • スヴァールバル諸島
  • フェロー諸島
  • マン島
  • ヤンマイエン島
各列内は五十音順。
バチカンは国際連合非加盟。
「その他」は国家の承認を得る国が少ない、または無い国であり、国際連合非加盟。国家承認を得た国連非加盟の国と地域の一覧独立主張のある地域一覧も参照。
関連カテゴリ:Category:大陸別の言語 Category:各国の言語