ラプラタ大聖堂

曖昧さ回避 この項目では、アルゼンチンのラプラタにある大聖堂について説明しています。ボリビアのスクレにある大聖堂については「スクレ大聖堂」をご覧ください。
ラプラタ大聖堂
地図
座標: 南緯34度55分22.38秒 西経57度57分22.74秒 / 南緯34.9228833度 西経57.9563167度 / -34.9228833; -57.9563167
アルゼンチンの旗 アルゼンチン
教派 カトリック教会
ウェブサイト http://palacioachinelly.wordpress.com/desde-la-catedral/
テンプレートを表示
控え壁からの景観
1998年の改修時に付加された装飾

ラプラタ大聖堂西:Catedral de La Plata)とは、アルゼンチン共和国ブエノスアイレス州ラプラタにあり、ラテンアメリカ有数の大きさを誇るローマ・カトリック大聖堂である。無原罪の御宿りに献ぜられており、このゴシック・リヴァイヴァル建築様式の建物は市の地理的中心であるモレノ広場やラプラタ市庁舎(英語版)に面している。

歴史

ヨーロッパの大聖堂、例えばアミアンのノートルダム大聖堂やケルン大聖堂等に感化され、この大聖堂の建設計画はペドロ・ブノワの下、エルネスト・メイエルによって描かれた。建設は1884年から始まり、1902年に無原罪の御宿りの下に祝別された。大聖堂は未完成であったが、1932年11月19日にはラプラタ市50周年記念の厳粛なミサが行われた[1]。その後も工事は続き、1999年に完成した[2]

修復および完成

祭壇
天井と教会中央の丸屋根

1930年代、基金が不足するおそれがあり、労働者は建設に否定的になった。尖塔の工事は終らず、尖塔の外側のレンガは装飾されなかった。その後1990年代半ば、修復および完成の計画が持ち上がった。詳細は以下の通りである。

一旦レンガが修復されると装飾は外された。レンガの外観を有する建物はしたがって、スウェーデンウプサラ大聖堂デンマークロスキレ大聖堂等、北欧によく見られるブリック・ゴシック建築(英語版)のようにも場所によっては見えるようになった。そして改装は2000年から始まった。

高さは最大で367フィート (112 m)に及び、現在南北アメリカ合わせて四番目に高い教会となっている。

脚注

  1. ^ “Historia”. catedraldelaplata.com. 2022年8月10日閲覧。
  2. ^ “Completamiento”. catedraldelaplata.com. 2022年8月10日閲覧。
  3. ^ “Esperan terminar la Catedral de La Plata para el año 2000”. Clarin (2017年3月26日). 2022年8月10日閲覧。

関連項目

  • 身廊の長い教会一覧(英語版)
  • 高い教会の一覧(英語版)
  • ローマ・カトリック教会ラプラタ大司教区(英語版)

外部リンク

  • Excursión a la Catedral de La Plata
  • Catedral de La Plata YouTube
ウィキメディア・コモンズには、Catedral de La Plataに関連するカテゴリがあります。
典拠管理データベース ウィキデータを編集
全般
  • VIAF
国立図書館
  • アメリカ
地理
  • Structurae