ヴィビーシャナ

ヴィビーシャナ

ヴィビーシャナ: विभीषण, Vibhīṣaṇa)は、インド神話に登場する心正しいラークシャサ。ラークシャサ族の王スマーリンの娘カイカシーとヴィシュラヴァスの息子で、ラーヴァナクンバカルナシュールパナカーと兄弟。兄ラーヴァナがラーマ王子の妃シーターを略奪したとき、その非を責めて、シーターを返還するよう説得した。しかし聞き入られなかったため、部下を連れてラーマ軍に投降し、兄ラーヴァナの軍勢と戦った。戦争後、ヴィビーシャナはランカー島の王となった。

ウィキメディア・コモンズには、ヴィビーシャナに関連するカテゴリがあります。
登場人物
イクシュヴァーク王家
ヴァナラ
ラークシャサ
鳥族
その他の登場人物
地名
挿話
派生文学
  • ラグ・ヴァンシャカーリダーサ作)
  • ラーヴァナヴァダ(ラーヴァナの殺戮, バッティ作)
  • マハーヴィーラチャリタ(大武勇の行状, バヴァブーティ作)
  • ウッタララーマチャリタ(ラーマ王の後日物語, バヴァブーティ作)
  • バーララーマーヤナ( ラージャシェーカラ作)
  • ラームチャリトマーナス(トゥルシーダース作)
  • ラーマキエン
  • 宝物集
関連項目
  • カテゴリ カテゴリ
  • コモンズ コモンズ