堀井春一郎

堀井 春一郎(ほりい しゅんいちろう、1927年2月19日 - 1976年5月15日)は、東京都出身の俳人

生涯

麻布区(現港区)生。慶應義塾大学文学部卒。のち教職に就き尾鷲高等学校杉野女子短期大学戸板女子短期大学で教えた。1936年、長谷川かな女に師事、1945年「水明」に投句。1950年、山口誓子の「天狼」入会。1956年、天狼賞受賞。1957年「天狼」同人。秋元不死男の「氷海」、「琅玕」にも参加。1973年、総合誌『季刊俳句』を創刊するも4号で終刊。「天狼」に傾倒してより、それ以前の句はすべて捨てたという。天狼調ながら、境涯的な情感のこもった句を作った。句集に『教師』『修羅』『曳白』(全句集)。

参考文献

  • 『現代俳句大事典』 三省堂、2005年
  • 冨田拓也 「百句晶晶 【49】 山百合や母には薄暮父に夜 堀井春一郎」 2012年5月27日
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