左時枝

ひだり ときえ
左 時枝
本名 市田 多美子
別名義 額村 多美子
左 民子
生年月日 (1947-03-27) 1947年3月27日(77歳)
出生地 日本の旗 日本富山県富山市
血液型 O型
ジャンル 女優
活動期間 1958年
配偶者 市田喜一
(1973年 ‐ 2013年、死別)
著名な家族 左幸子(実姉)
羽仁進(元・現義兄)
羽仁未央(姪)
額村麻裕(娘)
事務所 フリーランス
主な作品
テレビドラマ
刑事・鬼貫八郎』シリーズ
 
受賞
TAMA映画祭
最優秀作品賞

2014年野のなななのか
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左 時枝(ひだり ときえ、1947年昭和22年〉3月27日[1] - )は、日本女優。旧本名及び旧芸名は額村 多美子[注 1]

人物

富山県[1][2]富山市出身[3]東京都立松原高等学校東京女子体育短期大学卒業[4]舞プロモーション[5]、高瀬プロダクション[1]ファザーズコーポレーションを経て、現在はフリーで活動。

血液型はO型。身長159cm、体重50kg。長姉は左幸子(自身は五女)。義兄は羽仁進、姪は羽仁未央。羽仁進の二人目の妻の額村喜美子も姉(四女)。娘は額村麻裕。夫は造形作家の市田喜一[6]

画家としても第46回創展で創展賞を受賞している[7]

来歴

母は華道の指導者であった[8]

1958年、11歳の時に映画『荷車の歌』でデビュー(姉・幸子が演じた役の幼少期を演じた)[9][10]

1960年、中学2年生の時に上京[3]

1964年11月14日、高校3年時に出演した『ふたたび五月が…』で芸術祭奨励賞を受賞[3]

東京女子体育短期大学には教員を目指して入学[3]1966年、卒業。

1973年、結婚。

趣味は油絵[2]、バッグソーイング、園芸[2]、古美術[2]生け花[2]。特技は体操[1][1]料理[2]手芸[2]

大林宣彦作品の常連であり、『22歳の別れ』や『野のなななのか』などに出演した[11]

2015年文部科学大臣賞を受賞[9]

おもな出演

映画

テレビドラマ

NHK

日本テレビ

  • 無用ノ介(1969年) - およね 役
  • 右門捕物帖(1969年) - お松(松葉小僧) 役
  • わが青春のとき(1970年)
  • 子連れ狼
    • 第1部 第20話「八門遁甲の陣」(1973年) - お幸 役
    • 第2部 第4話「しぐれ待ち」(1974年) - し乃 役
  • ちょっとマイウェイ(1979年 - 1980年) - 野村和子 役
  • 太陽にほえろ!
    • 第463話「六月の鯉のぼり」(1980年) - 岩本夫人 役
    • 第525話「石塚刑事殉職」(1982年) - 田村和子 役
  • 木曜ゴールデンドラマ
    • 雪国 純白の雪と湯煙りに燃える恋(1980年)
    • わが子の条件(1982年)
  • 新五捕物帳 第139話「おんな川」(1981年) - おもん 役
  • 幻之介世直し帖 第13話「金も女もおそろしい」(1982年)
  • 俺はご先祖さま 第7話「UFOは愛の救急車」(1982年)
  • 水曜ロードショー / 卒業-GRADUATION-(1985年) - 渡辺蓮子 役
  • 俺たちの旅 - 神崎小枝子 役
    • 俺たちの旅 十年目の再会(1985年)
    • 俺たちの旅 二十年目の選択(1995年)
    • 俺たちの旅 三十年目の運命(2003年)
  • 長七郎江戸日記 第2シリーズ 第22話「捨て身の説得」(1988年)
  • 水曜グランドロマン / 付添婦・三好秀美の興味ある体験(1989年)
  • はだかの刑事 第12話「指紋のない殺人者」(1993年)
  • 土曜ドラマ / 先に生まれただけの僕(2017年) - 榊原満寿代 役
  • 火曜サスペンス劇場火曜ドラマゴールド
    • バックミラーの中の女(1982年)
    • 水の魔法陣(1982年)
    • 女検事・霞夕子
      • 第4作「美しき容疑者」(1987年) - 村田貞子 役
      • 第8作「死なれては困る」(1991年) - 城之内佐知子 役
    • 雨月荘殺人事件(1988年) - 前田照代 役[13]
    • 電話魔(1990年)
    • 弁護士 水城邦子
      • 疑惑法廷(1991年)
      • 灰色無罪(1993年)
    • 三十年目の同窓会(1991年)
    • フルムーン旅情ミステリー
      • 第4作「遠い記憶」(1991年) - 井上昌代 役
      • 第8作「風の囁き」(1993年)
    • わが町 第4作(1993年) - 真鍋倫子 役
    • 刑事・鬼貫八郎(1993年 - 2005年) - 鬼貫良子 役
    • 地方記者・立花陽介
      • 第2作「伊賀上野通信局」(1993年) - 康子 役
      • 第13作「日光今市通信局」(1999年) - 林田弓子 役
      • 第20作「佐渡両津通信局」(2003年) - 原田伸枝 役
    • 罠の女(1995年)
    • 新・女検事 霞夕子 第6作「花を捨てる女」(1996年) - 和久田節子 役
    • テレホンママ(1997年) - 新村三重 役
    • 追跡 第1作「連続婦女暴行事件と不倫殺人」(1997年) - 三上良子 役
    • 監察医・室生亜季子
      • 第23作「不審死体」(1998年) - 田中良子 役
      • 第31作「母の波濤」(2002年) - 宮田のぞみ 役
    • 犯罪心理分析官ファイナル(1998年) - 広瀬多喜子 役
    • 密告電話(1998年) - 守屋節子 役[14]
    • 鏡の微笑(2000年) - 木暮絹江 役
    • 臨床心理士2(2000年) ‐ 緒方民子 役
    • 警視庁鑑識班13(2002年) - 中里三千代 役
    • 街の医者・神山治郎6「整形依存の女」(2004年) - 進藤日出子 役
    • 松原完治 お金ちょうだい致します(2004年) - 丸田幸恵 役
    • 十七年目の秘密・定時制教師石本歩(2004年) - 高崎佳枝 役[15]
    • 六月の花嫁「櫛」(2005年) - 黒田蓉子 役
    • 松本清張スペシャル・地方紙を買う女(2007年) - 工藤静子 役

TBS

フジテレビ

テレビ朝日

テレビ東京

アニメ映画

WOWOW

ラジオ

バラエティ

CM

脚注

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注釈

  1. ^ 仁木 多美子とする資料もある[1]

出典

  1. ^ a b c d e f 日本タレント名鑑'83』VIPタイムズ社、1982年、376頁。 
  2. ^ a b c d e f g 左時枝 - 日本タレント名鑑
  3. ^ a b c d 河北新報 1983年3月14日 20面「登場」コーナー
  4. ^ “左時枝さん | 110周年記念|学園について|東京女子体育大学・東京女子体育短期大学”. 東京女子体育大学. 2022年6月24日閲覧。
  5. ^ 日本タレント名鑑'80』VIPタイムズ社、1979年、350頁。 
  6. ^ “左 時枝の、魅力を語る。Vol.1|ユー・プランニング”. ユー・プランニング (2021年6月4日). 2022年6月24日閲覧。
  7. ^ 成田典子 (2013年6月14日). “つなぐ通信ブログ : 左時枝さん、市田喜一さんご夫妻のアートなお住まい!”. つなぐ通信. ユー・プランニング. 2022年6月24日閲覧。
  8. ^ “左時枝さんの油絵展 橋本で2年ぶり | さがみはら緑区 | タウンニュース”. タウンニュース社 (2018年4月12日). 2022年6月24日閲覧。
  9. ^ a b “左 時枝の、魅力を語る。Vol.3|ユー・プランニング”. ユー・プランニング (2021年6月19日). 2022年6月24日閲覧。
  10. ^ “左時枝 | NHK人物録 | NHKアーカイブス”. NHKアーカイブス. 日本放送協会. 2022年6月24日閲覧。
  11. ^ “大林宣彦さんの遺体葬儀場へ 弔問の左時枝、言葉少な…/芸能/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ (2020年4月13日). 2022年6月24日閲覧。
  12. ^ “創作テレビドラマ大賞 川獺(かわうそ)”. NHK ONLINE. 2016年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月9日閲覧。
  13. ^ “東映テレビドラマLEGACY 第48回『雨月荘殺人事件』”. 東映チャンネル (2023年2月27日). 2024年5月1日閲覧。
  14. ^ “密告電話”. 作品データベース WORKS DATABASE. ユニオン映画. 2024年5月1日閲覧。
  15. ^ “十七年目の秘密・定時制教師石本歩”. 作品データベース WORKS DATABASE. ユニオン映画. 2024年5月1日閲覧。

外部リンク

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