市川憂人

市川 憂人いちかわ ゆうと
誕生 1976年????
神奈川県
職業 推理作家
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 東京大学卒業
活動期間 2016年 -
ジャンル 推理小説
主な受賞歴 鮎川哲也賞(2016年)
デビュー作 『ジェリーフィッシュは凍らない』
ウィキポータル 文学
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(いちかわ ゆうと、1976年[1] -)は、日本小説家神奈川県生まれで、東京大学を卒業[1][2]

経歴・人物

赤川次郎作品を契機に、推理小説を読むようになり、中学時代以降は新本格ミステリに熱中する[1]。大学時代には文芸サークル「新月お茶の会」に所属し、小説の執筆や投稿を行っていた[1]。2016年、『ジェリーフィッシュは凍らない』で第26回鮎川哲也賞を受賞する[1][2][3]

ミステリ・ランキング

  • このミステリーがすごい!
    • 2017年 - 『ジェリーフィッシュは凍らない』10位
    • 2018年 - 『ブルーローズは眠らない』11位
    • 2019年 - 『グラスバードは還らない』10位
    • 2024年 - 『ヴァンプドッグは叫ばない』29位
  • 本格ミステリ・ベスト10
    • 2017年 - 『ジェリーフィッシュは凍らない』3位
    • 2018年 - 『ブルーローズは眠らない』5位
    • 2019年 - 『グラスバードは還らない』4位
    • 2021年 - 『揺籠のアディポクル』14位
    • 2023年 - 『灰かぶりの夕海』20位
    • 2024年 - 『ヴァンプドッグは叫ばない』21位

作品リスト

単著

〈マリア&漣〉シリーズ

  • ジェリーフィッシュは凍らない(2016年10月 東京創元社 ISBN 978-4-488-02551-9 / 2019年6月 創元推理文庫 ISBN 978-4-488-40621-9)
  • ブルーローズは眠らない(2017年9月 東京創元社 ISBN 978-4-488-02776-6 / 2020年3月 創元推理文庫 ISBN 978-4-488-40622-6)
  • グラスバードは還らない(2018年9月 東京創元社 ISBN 978-4-488-02793-3 / 2021年3月 創元推理文庫 ISBN 978-4-488-40623-3)
  • ボーンヤードは語らない(2021年6月 東京創元社 ISBN 978-4-488-02840-4)
    • 収録作品:ボーンヤードは語らない / 赤鉛筆は要らない / レッドデビルは知らない / スケープシープは笑わない
  • ヴァンプドッグは叫ばない(2023年8月 東京創元社)

その他

アンソロジー(収録)

「」内が市川憂人の作品


脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e 『ダ・ヴィンチ』 2017, p. 109.
  2. ^ a b 第26回 鮎川哲也賞 - 東京創元社
  3. ^ 第26回鮎川哲也賞受賞作 市川憂人『ジェリーフィッシュは凍らない』[2016年10月] - 東京創元社

参考文献

  • 『ダ・ヴィンチ』第24巻第1号、KADOKAWA、2017年1月。 

外部リンク

市川憂人 (@maru_yu_1) - X(旧Twitter)

第26回鮎川哲也賞
1990年代
2000年代
2010年代
  • 第20回 安萬純一『ボディ・メッセージ』 / 月原渉『太陽が死んだ夜』
  • 第21回 山田彩人『眼鏡屋は消えた』
  • 第22回 青崎有吾『体育館の殺人』
  • 第23回 市川哲也『名探偵の証明』
  • 第24回 内山純Bビリヤードハナブサへようこそ』
  • 第25回 受賞作なし
  • 第26回 市川憂人『ジェリーフィッシュは凍らない』
  • 第27回 今村昌弘屍人荘の殺人』 / 一本木透『だから殺せなかった』(優秀賞)
  • 第28回 川澄浩平『探偵は教室にいない』
  • 第29回 方丈貴恵『時空旅行者の砂時計』
2020年代
  • 第30回 千田理緒『五色の殺人者』 / 弥生小夜子『風よ僕らの前髪を』(優秀賞)
  • 第31回 受賞作なし
  • 第32回 真紀涼介『勿忘草をさがして』(優秀賞)
  • 第33回 岡本好貴『帆船軍艦の殺人』
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