笑アップ歌謡大作戦

ショーアップ歌謡大作戦
ジャンル 音楽バラエティ番組
出演者 山城新伍
浅野真弓
南美希子
ほか
製作
プロデューサー 皇達也、土屋順二
制作 テレビ朝日
放送
放送国・地域日本の旗 日本
笑アップ歌謡大作戦(日曜時代)
放送期間1978年10月1日 - 1980年3月
放送時間日曜 13:45 - 14:30
放送分45分
笑アップ歌謡大作戦(火曜時代)
放送期間1980年4月15日 - 1982年9月28日
放送時間火曜 20:00 - 20:54
放送分54分
ザ・笑アップ
放送期間1982年11月2日 - 1983年3月22日
放送時間火曜 20:00 - 20:54
放送分54分
新伍の笑エティ教室
放送期間1983年4月12日 - 1983年9月27日
放送時間火曜 20:00 - 20:54
放送分54分
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笑アップ歌謡大作戦』(ショーアップかようだいさくせん)は、1978年(昭和53年)10月1日から1982年(昭和57年)9月28日まで放送されていたテレビ朝日が制作し、その系列局で放送されていた音楽バラエティ番組である。その後も1982年11月2日から[1]、翌年3月22日までは『ザ・笑アップ』、同年4月12日から9月27日までは『新伍の笑エティ教室』(しんごのわらエティきょうしつ)と題して放送されていた。

概要

当初は、日曜昼過ぎ開始の番組で、「口さき女」の異名をとって人気の出た中尾ミエを始めとして[2]和田アキ子水前寺清子らの年増からアイドルまでの歌手たちが[2]山城新伍の軽妙な司会で、プライバシーまで打ち明けたり、わいせつな言葉のやりとりなどで意外な一面を見せるという内容だった[2]

番組前半(1 - 3時間目)では、山城が紋付羽織袴姿で口髭を蓄えた教師に扮し、ゲスト歌手とレギュラー陣に学校の授業形式で大喜利をさせ、後半(4時間目)では、出演者たちがコントを披露するという構成だった。レギュラー出演者に加え、毎週ゲストが出演。最多出場は男性は五木ひろし、女性は研ナオコ

この番組がテレビ朝日にとって、不毛の時間帯だった火曜夜8時のゴールデンタイム移ることになり、プロデューサー皇達也も自信がなかったが、社命とあって反対するわけも行かず[2]、移行に反対する山城を説得し、1980年(昭和55年)4月から放送時間を変更した。すると裏番組に何があっても怖くないと豪語するまでに安定した番組へと成長した[2]。最高視聴率は、1980年6月10日放送分の24.8%(ビデオリサーチ関東地区調べ)。これは、後に『ミュージックステーション』が宇多田ヒカル初出演回の1999年6月18日放送分で26.5%を記録するまで、テレビ朝日でレギュラー放送される音楽番組ではトップの記録であった。

シリーズの終了後も、山城は引き続き『何かとワイド面白地球』に出演した。

出演者

司会

レギュラー出演者

スタッフ

放送時間

いずれも日本標準時

笑アップ歌謡大作戦

  • 日曜 13:45 - 14:30 (1978年10月1日 - 1980年3月)
  • 火曜 20:00 - 20:54 (1980年4月15日 - 1982年9月28日)

ザ・笑アップ

  • 火曜 20:00 - 20:54 (1982年11月2日 - 1983年3月22日)

新伍の笑エティ教室

  • 火曜 20:00 - 20:54 (1983年4月12日 - 1983年9月27日)

放送局

いずれも『笑アップ歌謡大作戦』第2期におけるネット局。

同時ネット
遅れネット

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c テレビ朝日社史 ファミリー視聴の25年 1984, p. 306.
  2. ^ a b c d e 伊東 1983, p. 56.
  3. ^ a b 秋田魁新報』1983年9月テレビ欄
  4. ^ 山形新聞』1981年3月29日付朝刊、テレビ欄。
  5. ^ a b 北國新聞』1981年12月5日付朝刊、テレビ欄。
  6. ^ 『北國新聞』1981年9月26日付朝刊、テレビ欄。
  7. ^ 『北國新聞』1983年9月テレビ欄
  8. ^ 山陰中央新報』1983年9月テレビ欄
  9. ^ a b c 愛媛新聞』1983年9月テレビ欄
  10. ^ 熊本日日新聞』1983年9月テレビ欄
  11. ^ 宮崎日日新聞』1983年9月テレビ欄

参考文献

  • 全国朝日放送株式会社総務局社史編纂部 編『テレビ朝日社史 ファミリー視聴の25年』全国朝日放送、1984年2月。 
  • 伊東弘祐『ブラウン管の仕掛人たち―テレビ最前線・現代プロデューサー事情』日之出出版、1983年5月。ISBN 978-4891980337。 
テレビ朝日系列 日曜13:45枠
前番組 番組名 次番組
歌謡とんでる'78
(1978年4月2日 - 1978年9月24日)
笑アップ歌謡大作戦
(1978年10月1日 - 1980年3月)
歌謡ドッキリ大放送!!
(1980年4月 - 1986年9月)
テレビ朝日系列 火曜20:00枠
ザ・リクエストショー
(1979年10月30日 - 1980年3月18日)
笑アップ歌謡大作戦
(1980年4月15日 - 1982年9月28日)

ザ・笑アップ
(1982年11月2日 - 1983年3月22日)

新伍の笑エティ教室
(1983年4月12日 - 1983年9月27日)
何かとワイド面白地球
(1983年11月1日 - 1984年9月25日)
出演テレビ番組

独占!男の時間 - 笑アップ歌謡大作戦 - メロディアタック - 何かとワイド面白地球 - アイ・アイゲーム - クイズ!ベストカップル - クイズ天国と地獄超豪華!番組対抗かくし芸) - クイズ!!ひらめきパスワード - 金曜娯楽館 - 結婚!志願ショー - 夜はドキドキ!! - シャボン玉こんにちは - 新伍のお待ちどおさま - 新伍とんでけ捕物帳 - それ行け!新伍迷探偵 - 東京音楽祭第15回) - クイズ・マネーイズマネー - 新伍のわがまま大好き - 新伍&紳助のあぶない話 - レインボー - THEプレゼンター - オールスター感謝祭 - 新伍Niタッチ! - 新伍のワガママ大百科 - YAMASHIRO桃源郷 - 木曜洋画劇場 - 火曜洋画劇場 - カッ飛び!花マル塾 - ビートたけしのTVタックル - 新伍と乙女の今夜もキュン!! - 金曜10時!うわさのチャンネル!! - 新伍の演歌大全集 - クイズ世界はSHOW by ショーバイ!! - EXテレビ - スーパークイズスペシャル - 世界とんでも!?ヒストリー - ブロードキャスター - クイズ どんなMONだい?! - 三枝の愛ラブ!爆笑クリニック - 快傑熟女!心配ご無用 - 壮絶バトル花の芸能界 男と女!! - ろみひー - 世界まるごとHOWマッチ - 全員出動おじゃましまァす! - クイズ赤恥青恥

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関連項目
関連人物
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