結婚の誓い

フィンランド、キウルヴェシのキウルヴェシ教会での結婚式(2007年7月)

結婚の誓い(けっこんのちかい、Marriage vows)は、結婚式の際に新郎新婦の間を取りなす神父などによって述べられる口上。

効力

結婚の誓いの口上を聴いた新郎または新婦は「誓います」と言うことで結婚に対する誓いを立てる。これによって、その結婚が成立する[1]。一方、普遍的なものではなく、ほとんどの法域では必要ない。東方教会は結婚式で結婚の誓いを立てないため、キリスト教式の結婚においても必ず使われるわけではない[2]

文言

結婚の誓いの文言は以下のようなものである[3]

汝、[新郎または新婦の名前]
その健やかなるときも、病めるときも
喜びのときも、悲しみのときも
富めるときも、貧しいときも
これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け
その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか

参考文献

  1. ^ “病める時も健やかなる時も…結婚式の「誓いの言葉」の意味と全文を紹介!人前式でのオリジナル文例も”. エニマリ (2022年4月14日). 2024年3月1日閲覧。
  2. ^ Marriage – Welcome
  3. ^ “「腎移植後、相手のことが嫌いになったらどうする?」…質問への私の答え”. 読売新聞社 (2019年10月2日). 2024年3月1日閲覧。