花崗閃緑岩

花崗閃緑岩
深成岩
プロジェクト:地球科学/Portal:地球科学
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花崗閃緑岩[1](かこうせんりょくがん、: granodiorite)は、花崗岩閃緑岩の中間的な性質の深成岩火山岩デイサイトに対応する。広義の花崗岩に含まれるが、狭義の花崗岩に比べると、アルカリ長石より斜長石がはるかに多い。

日本に産する「花崗岩」はアルカリ長石が少なく、花崗閃緑岩であることが多い。

近縁の深成岩

花崗岩
花崗閃緑岩とは石英の量がほぼ同じで、アルカリ長石が多いもの。
トーナル岩
花崗閃緑岩とは石英の量がほぼ同じで、アルカリ長石をほとんど含まないもの。
石英モンゾ閃緑岩、石英モンゾ斑れい岩
花崗閃緑岩とは長石の割合(アルカリ長石:斜長石)が同じで、石英の量が少ないもの。
石英閃緑岩、石英斑れい岩
花崗閃緑岩に比べ、石英、アルカリ長石とも少ないもの。

脚注

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  1. ^ 学術用語集 地学編』の表記は「花こう閃緑岩」。

参考文献

関連項目

ウィキメディア・コモンズには、花崗閃緑岩に関連するカテゴリがあります。

外部リンク

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