鹿又

鹿又（かのまた）は、宮城県石巻市にある大字。郵便番号は986-1111^[3]。

概要

石巻市の中央部に位置しており、域内は国道45号、JR 石巻線が走っている。鹿又駅を中心に栄えており、様々な施設が密集している。北部・東部は旧北上川がながれており、南部は石巻市市街地（蛇田など）に接し、東部は田園風景が広がっている。

2020年（令和2年）時点での鹿又字での地価は13,000円/m²（42,000円/坪）になっている ^[5]。

古くは河俣・鹿股と呼ばれており、鹿股宿が置かれ、1932年（昭和7年）まで北上川の渡船場であったことから、広淵・和淵・石巻・大森への交通の要所であった。

「鹿又村」も参照

域内に以下のような鉄道を擁している^[7]^[8]^[9]。

鹿又は以下の小字を擁する^[10]^[2]。

以下の小字の児童は石巻市立鹿又小学校・石巻市立河南東中学校に進学する^[11]^[12]。

2020年（令和2年）12月末時点での人口は以下の通りである^[2]。

大字	男	女	計
鹿又	2,435人	2,607人	5,042人

鹿又での東日本大震災の震度は概ね6弱で、域内の犠牲者は6人で曽波神駅付近など南部が0~0.5ｍ浸水した^[13]^[14]。

また、域内の世代・男女別の犠牲者・死亡率は以下の通りである。

世代と性別	犠牲者	死亡率	当時の人口
男性	4人	0.22%	1,829人
女性	2人	0.10%	1,953人
15歳未満	2人	0.44%	453人
15-64歳	3人	0.13%	2,226人
65歳以上	1人	0.09%	1,101人
合計	230人	0.16%	3,782人

[脚注の使い方]

^ ^a ^b “ごみカレンダー河南地区”. 石巻市 (2021年11月15日). 2022年1月13日閲覧。
^ ^a ^b ^c “第3章人口”. 石巻市. 2022年1月13日閲覧。
^ ^a ^b “宮城県”. 日本郵便グループ. 2022年1月13日閲覧。
^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2022年1月13日閲覧。
^ “鹿又の価格相場石巻市”. ウチノカチ. 2022年1月15日閲覧。
^ “運行状況”. 宮城交通. 2022年1月13日閲覧。
^ “佳景山駅駅の情報”. JR東日本. 2022年1月13日閲覧。
^ “鹿又駅駅の情報”. JR東日本. 2022年1月13日閲覧。
^ “曽波神駅駅の情報”. JR東日本. 2022年1月13日閲覧。
^ “宮城県石巻市鹿又字”. NAVITIME. 2022年1月13日閲覧。
^ “小学校学区一覧”. 石巻市. 2021年2月1日閲覧。
^ “中学校学区一覧”. 石巻市. 2021年2月1日閲覧。
^ 谷謙二「小地域別にみた東日本大震災被災地における死亡者および死亡率の分布」『埼玉大学教育学部地理学研究報告』第32号、埼玉大学教育学部地理学研究室、2012年、1-26頁、doi:10.24561/00016186、ISSN 0913-2724、NAID 120006388016、2021年4月1日閲覧。
^ “石巻市東日本大震災による津波浸水域図”. 石巻市. 2021年2月23日閲覧。

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