Α-カロテン

α-カロテン

β,ε-カロテン
(1E,3E,5E,7E,9E,11E,13E,15E,17E)-3,7,12,16-テトラメチル-1-(2,6,6-トリメチル-1-シクロヘキシル)-18-(2,6,6-トリメチル-1-シクロヘキサ-2-エニル)オクタデカ-1,3 ,5,7,9,11,13,15,17-ノナエン

識別情報
CAS登録番号 7488-99-5
PubChem 4369188
  • CC1=C(C(CCC1)(C)C)C=CC(=CC=CC(=CC=CC=C (C)C=CC=C(C)C=CC2C(=CCCC2(C)C)C)C)C
特性
化学式 C40H56
モル質量 536.873 g/mol
外観 紫色の結晶
融点

185.5℃(真空封管)

特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

α-カロテン(α-Carotene)は、一方の末端がβ環でもう一方の末端がε環であるカロテンである。カロテンのうち、2番目に多く存在する。

生物内ではδ-カロテンから合成され、緑黄色野菜のみならず多くの植物にみられる。水にはほとんど溶けない脂溶性の物質で、純物質は紫色をしている。体内で酸化されレチノイドとなるが、βカロテンに比べると効力が低いとされている。

[ α ] 643 18 {\displaystyle {\rm {\left[\alpha \right]_{643}^{18}}}} = +385°、極大吸収 (CHCl3) 485, 454 nm。

関連項目

カロテン (C40)
キサントフィル (C40)
アポカロテノイド (C<40)
ビタミンA レチノイド (C20)
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