ネッカーの立方体
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/e7/Necker_cube.svg/220px-Necker_cube.svg.png)
ネッカーの立方体(ネッカーのりっぽうたい、英: Necker Cube)は、スイスのルイス・アルバート・ネッカーにより1832年に考案された、錯視の立方体である。
ネッカーの立方体では、立方体を構成する2つの辺が見た目の上で交わるとき、どちらが前部か後部か示されておらず、2つの解釈ができるために錯視が可能となる。
また後から発表されたマッハの本やシュレーダーの階段などはネッカーの立方体と同類である。
共通の仕組みは、一つの中心から三本の線で奥行きを表している。
マウリッツ・エッシャーの有名なだまし絵『物見の塔』は、ネッカーの立方体を応用しており、画面下部にネッカーの立方体を持った人物が登場している。
関連項目
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/4a/Commons-logo.svg/30px-Commons-logo.svg.png)
ウィキメディア・コモンズには、ネッカーの立方体に関連するカテゴリがあります。
錯視(一覧) | ||
---|---|---|
錯視 |
| ![]() |
大衆文化 | ||
美術館 (日本) |
| |
関連事項 |
- 表示
- 編集