坂本由紀子

坂本 由紀子
さかもと ゆきこ
生年月日 (1949-01-20) 1949年1月20日(75歳)
出生地 日本の旗 日本 静岡県三島市
出身校 東京大学法学部
前職 国家公務員(厚生労働省
所属政党 自由民主党(古賀派
称号 法学士(東京大学・1972年)

選挙区 静岡県選挙区
当選回数 1回
在任期間 2004年7月26日 - 2009年6月17日

静岡県の旗 静岡県副知事
在任期間 1996年 - 1999年
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坂本 由紀子(さかもと ゆきこ、1949年1月20日 - )は、日本政治家、元労働官僚。自由民主党所属の元参議院議員(当選1回)。

来歴

政策

静岡県知事選

2009年7月5日執行の静岡県知事選挙に自由民主党の推薦で出馬。坂本から推薦依頼を受けた公明党も財政、医療・福祉など12項目で政策協定を結び、推薦した[5]。また坂本は、「(公共事業の価格を)安くすればいいというのは違う。地元建設業は地域を守ってくれている。大事な業界だと思っている」として公共事業を請け負う土建業者に不利となっている、現状の最低制限価格や低入札価格調査基準価格の見直しの必要性を訴えており、静岡県内の土建業者で構成される静岡県建設業協会などが坂本を支援する姿勢を示した[6]

知事選には自民党・公明党推薦で出馬したものの、政党色を出さず「県民党」を掲げ、支持を訴えた。唯一の女性候補である点をアピールするため女性閣僚も応援演説を行ったが、民主党、社会民主党、国民新党の推薦を受けた川勝平太に一歩及ばず敗れた[7]

所属していた団体・議員連盟

不祥事

政治資金規正法違反事件

坂本が代表を務める「自民党静岡県参議院選挙区第2支部」など3団体が会議の費用を計上する際に2種類の領収書を5回にわたり使い回したりするなどして、政治資金収支報告書に合計約137万円の政治活動費を計上していた。坂本は「会議が実際に開かれたかは精査しているところだ」と説明しているが、これを受け2007年9月3日、坂本は6日間で外務政務官を辞任した[8]。坂本は嫌疑なしとして不起訴処分。報告書の作成を行った元自民党県連事務局長が政治資金規正法違反などの罪で2008年6月25日に在宅起訴され[9]、懲役1年6ヶ月、執行猶予3年の判決を受けた[10]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 坂本政務官、二重に会議費計上 領収書を5回使い回し(朝日新聞・2007年9月1日)
  2. ^ 坂本外務政務官も辞任 領収書を二重計上(東京新聞・2007年9月2日)
  3. ^ 参議院 - 第155回国会 厚生労働委員会 第12号 平成14年12月5日。
  4. ^ 第169回国会 法務委員会 請願541号 平成二十年六月二十日
  5. ^ 公明県本部も坂本氏推薦を上申へ 県知事選 2009年6月10日静岡新聞
  6. ^ 建通新聞:建設業界ニュース静岡版(2009年6月12日) 【静岡】県建協が坂本参院議員推薦 7月5日知事選
  7. ^ 「知事に川勝氏―1万5052票差、坂本氏を破る―主要地方選 民主が4連勝」『中日新聞』 (中日新聞東海本社) 2009年7月6日付朝刊 12版 1面
  8. ^ 2007年8月31日 朝日新聞
  9. ^ 2008年6月25日 毎日新聞
  10. ^ 2008年7月11日 毎日新聞

関連項目

官職
先代
下田智久
日本の旗 厚生労働省安全衛生部長
2001年
次代
播彰
先代
酒井英幸
日本の旗 厚生労働省職業能力開発局
2002年 - 2004年
次代
上村隆史
公職
先代
関口昌一
松島みどり
浜田昌良
日本の旗 外務大臣政務官
宇野治
中山泰秀と共同

2007年
次代
宇野治
小池正勝
中山泰秀
日本の旗 外務大臣政務官
第1回
(定数4)
3年議員
偶数回
定数2
第2回
第4回
第6回
第8回
第10回
第12回
第14回
第16回
第18回
第20回
第22回
第24回
第26回
奇数回
定数2
第3回
第5回
第7回
第9回
第11回
第13回
第15回
第17回
第19回
第21回
第23回
第25回
↓:途中辞職、失職、在職中死去など、↑:補欠選挙で当選。
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