紀元前200年
世紀 | 前3世紀 - 前2世紀 - 前1世紀 |
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十年紀 | 前220年代 前210年代 前200年代 前190年代 前180年代 |
年 | 前203年 前202年 前201年 紀元前200年 前199年 前198年 前197年 |
紀元前200年(きげんぜん200ねん)は、ローマ暦の年である。ローマ建国紀元554年、プブリウス・スルピキウス・ガルバ・マクシムスとガイウス・アウレリウス・コッタの年[1]。
他の紀年法
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凡例
- 分類にある「日本」「中国」「中国周辺」「朝鮮」「ベトナム」は地域概念であり、特定の国家をさすものではなく、またその外延は便宜的に定めたものである。特に「*」の付された王朝の分類は仮配置であり、現在も「ガイドライン」のノートで対応を検討中である。
- 「中国周辺」は、「広義の北アジア、中央アジア、及びこれに隣接する中国の一部地域(ほぼ中央ユーラシアに相当)」を指す。
- 一段右寄せの箇条に掲げた元号は、その上段の元号を建てた王朝に対抗する私年号である。
- 仏滅紀元及びユダヤ暦は、現在のところ元年と対応する西暦年から逆算した数を表示しており、旧暦等の暦日の記述とともに確実な出典を確認していないので利用には注意されたい。
- 皇紀は日本で1873年の太陽暦採用と同時に施行された。
- 檀紀は大韓民国で1948年から1961年まで公式に使用された。
- 主体暦は朝鮮民主主義人民共和国で1997年から公式に使用されている。
- 仏滅紀元は紀元前543年を元年とするタイ仏暦を基準にしている。スリランカなどでは紀元前544年を元年としているので1を加算されたい。
できごと
紀元前200年頃の東半球の情勢
地中海世界中部以西では共和政ローマとイリュリア王国が、北アフリカでは、カルタゴ、ヌミディア王国、マウレタニア王国、および、ベルベル人が勢力を張っている。ヨーロッパ大陸には、ケルト人、ゲルマン人、スラブ人、バルト人、フィン人、トラキア人(ダキア人)、ゲタイ等が勢力を張る首長制社会と、極北に住むサーミ人、フィン・ウゴル諸族(英語版)等による狩猟採集社会がある。東アフリカではナイル川中流域のメロエ王国やエチオピアのアクスム王国が繁栄。地中海世界東部および古代オリエントではアレクサンドロスの王国旧領が分裂しつつも勢力を保っている。中央アジアではパルティア王国に代表される連邦国家群のほか、スキタイ、サルマタイ、サカ等の遊牧社会も目立つ。インド以東のアジアでは、インドのマウリヤ朝マガダと中国の漢王朝(前漢帝国)が二大帝国を築いている。漢の北では遊牧国家・匈奴が猛威を振るい、南では閩越国と南越国が栄えている。朝鮮半島では古朝鮮に加えて辰国が興っていたともされる。日本列島は、弥生文化による農耕社会の西日本と、狩猟採集社会が続く東日本に分かれている。
図説から外れるが、西半球では、メソアメリカでオルメカ文明とマヤ文明が、南アメリカではナスカ文化が栄え、ティワナク文化が揺籃期を迎えている。
図説から外れるが、西半球では、メソアメリカでオルメカ文明とマヤ文明が、南アメリカではナスカ文化が栄え、ティワナク文化が揺籃期を迎えている。
地中海世界
共和政ローマ
- コンスル(執政官)のガルバがアンティゴノス朝マケドニア王国のピリッポス5世との戦争を担当[1](アッタロス朝ペルガモン王国とロドス島が連合し、第二次マケドニア戦争が始まる。- 紀元前197年)。
- プラエトル(法務官)のルキウス・フリウス・プルプレオがガリア・キサルピナの反乱を鎮圧、凱旋式を挙行する[1](「クレモナの戦い)。
- プロコンスル(執政官代理)のルキウス・コルネリウス・レントゥルスが帰国、小凱旋式を挙行する[2]。
- ローマのレガトゥス(使節)が地中海諸国やカルタゴ、ヌミディアに派遣される[3]。
- ウェヌシアに植民が追加される[4]。
古代オリエント
- 一説に紀元前200年頃、グレコ・バクトリア王国の第3代国王エウテュデモス1世が死去し、一子・デメトリオス1世が即位する。
東アジア
南アメリカ
その他の地域
誕生
「Category:紀元前200年生」も参照
死去
「Category:紀元前200年没」も参照
脚注
注釈
出典
[脚注の使い方]
参考文献
- T. R. S. Broughton (1951). The Magistrates of the Roman Republic Vol.1. American Philological Association
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、紀元前200年に関連するカテゴリがあります。