くやし涙

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くやし涙』(くやしなみだ)は、NHK銀河ドラマ」で1970年3月9日から3月20日まで放送された連続テレビドラマである。全10回の白黒作品である。NHK大阪が制作した。

概要

「銀河ドラマ」第23作目である。昔の初恋の女性が忘れられず、その面影を求めて次々に巡り会う女性たちに心から尽くしては夢を踏みにじられる中年男の悲哀を、テレビに進出して間もない船越英二が演じるコメディドラマであった。

物語

大阪にある製薬会社課長の稲見は上司の親戚の娘淑子と結婚して十年、夫婦の間に波風は立たないが、子供もおらずやや倦怠期。上の階の住人小林の騒音に悩まされ疲労気味のある日、小学校以来の親友宮下からある女性との仲立ちを頼まれた。その女性諒子が昔の恋人にそっくりで、しばらく忘れていた稲見の恋心に火がつく。そんな時、旅行で訪れた鹿児島で知り合った若いホステスのユカと緑が大阪に現れたことで騒動が巻き起こる。

キャスト

スタッフ

参考資料

  • 「テレビジョンドラマ」(放送映画出版)

外部リンク

NHK 銀河ドラマ
前番組 番組名 次番組
めし
(1970.2.23 - 1970.3.6)
くやし涙
(1970.3.9 - 1970.3.20)
針千本
(1970.4.6 - 1970.4.17)
銀河テレビ小説
銀河ドラマ
(1969年4月 -
1972年3月)
1969年
1970年
1971年
  • ふとどき千万
  • 炎の旅路
  • 風の中の女
  • ゼロの焦点
  • 続・針千本
  • からすなぜ泣くの
  • 満開の時
  • 現代騎士道
  • 負けるが勝ち
  • どじょうの唄
  • 八つ墓村
  • 夏の終り
  • てんてこまい
  • あほんだれ一代
  • おおい雲
  • 藍の季節
  • 挽歌
  • 廃墟にて
  • 長良川
  • 港の詩
1972年
銀河テレビ小説
(1972年4月 -
1989年3月)
1972年
1973年
1974年
  • 三四郎
  • 恋とコーヒー
  • 風の御主前
  • お元気ですか
  • 言うたらなんやけど
  • 灯のうるむ頃
  • 僕たちの失敗
  • 自我の構図
  • おおさか・三月・三年
  • 黄色い涙
1975年
1976年
1977年
1978年
1979年
1980年
1981年
  • 復活
  • 現代夫婦考
  • 風の盆
  • 太郎の卒業
  • 青春戯画集
  • 愛・信じたく候
  • 煙が目にしみる
  • 鏡の中の女
  • 女の日時計
  • まわりみち
  • ふたりでひとり
  • 祈願満願
1982年
  • 天からやって来た猫
  • 冬の稲妻
  • めぐり逢いて<
  • 憤激の恋
  • 道頓堀川
  • 聖者が街にやって来た
  • 新東京物語
  • 夏に逝く女
  • 日の出食堂の青春
  • 北航路
  • 半分正しい
  • 本日開店
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
  • 母の言いぶん
  • あるときは妻
  • 黒潮に乾杯!
関連作品
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