テクノポリス2000-20

テクノポリス2000-20
イエロー・マジック・オーケストラ の コンサート・ツアー
場所 日本の旗 日本
関連アルバム ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー
初日 1980年3月21日 (1980-03-21)
最終日 1980年4月15日 (1980-4-15)
行程 1
公演数 11
イエロー・マジック・オーケストラ ツアー 年表
トランス・アトランティック・ツアー
(1979年)
テクノポリス2000-20
(1980年)
FROM TOKIO TO TOKYO
(1980年)

テクノポリス2000-20(TECHNOPOLIS 2000-20)とは、日本の音楽グループ「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」が1980年に行った、初の日本国内ツアーの名称。

解説

  • タイトルはツアー開催の年が2000から20を引いた1980であったためである[1]
  • このツアーを主催したのはアルファレコードではなく、当時YMOの所属事務所ヨロシタ・ミュージックである。
  • このツアーでは、オープニングにスポンサーだった富士写真フィルムのTVスポットが放映されたのち、"INTRO"(楽曲/セットリスト上の表記/未発表作)からスタートした。この未発表の楽曲は、坂本龍一のアルバム『左うでの夢』に収録されている曲「Venezia」に似ていると言われるが、現在のところ未確認[1]。なお、坂本はこの曲の存在を覚えていなかった[1]。YMOのコピーバンド「Yセツ王」によってカバーされCD化がされている。

サポートメンバー

衣装

  • YMOメンバーのコスチュームは、1960's調の通称コンポラ(コンテンポラリー)風スタイリング[2]であった。
  • 4月13日東京NHKホール公演のアンコールで演奏された「コズミック・サーフィン」では赤い人民服に着替えた。

音源

  • このツアーに関するCDは商品化されていない。ただし、FM放送による公演の放送、初のテレビでの演奏が行われ、このテレビ出演時の映像が後に「TV-YMO」として発売されている。

FM放送

  • 5月4日 19:15-20:10 NHK-FM(55分番組)
    特別番組「イエロー・マジック・オーケストラ・ライヴ」[3]。4月13日の東京・渋谷区 NHKホールでの公演収録放送。
    • 放送曲目:
      • MC:襟川恵子(放送オープニング)(観客の拍手、シンセの音のチェック音等で番組開始、会場内の音をバックに、会場にいる雰囲気でMC挨拶、及び会場の雰囲気の紹介などからライブ放送へ)
      • BEHIND THE MASK
      • LA FEMME CHINOISE
      • RYDEEN
      • MC:襟川恵子(放送曲目紹介、バンドの紹介、海外での活躍の紹介、放送曲目紹介)
      • SOLID STATE SURVIVOR
      • DAY TRIPPER
      • MC:襟川恵子(メンバー紹介など、放送曲目紹介)
      • FIRECRACKER
      • TECHNOPOLIS
      • MC:襟川恵子(簡単にテクノポップの紹介、作曲から曲を演奏する迄のプロセスの紹介、バンドの紹介解説、放送曲目紹介)
      • CITIZENS OF SCIENCE
      • TONG POO
      • MC:襟川恵子(アンコールがあり、ステージ上の紹介では、「赤い人民服で登場など」と紹介。曲紹介と「時間が来る迄聞きましょう」と曲の放送)
      • COSMIC SURFIN'(曲終盤、ライブ演奏の音量を下げ、曲をBGMとして、放送エンディングの襟川恵子のアナウンスが入り、再び曲へ。その後、曲フェードアウト 番組終了(番組構成:あずまたつお)

テレビ

公演

日付 都市 会場
1980年3月21日 名古屋 愛知県勤労会館
1980年3月31日 仙台 仙台市民会館
1980年4月1日 秋田 秋田県民会館
1980年4月4日 広島 広島県郵便貯金ホール
1980年4月5日 福岡 福岡市民会館
1980年4月7日 大阪 毎日ホール
1980年4月8日
1980年4月9日 神戸 神戸国際会館
1980年4月11日 京都 京都会館
1980年4月13日 東京 NHKホール
1980年4月15日 札幌 北海道厚生年金会館

関連項目

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c 「コンパクトYMO」より。
  2. ^ 黒のジャケット、シャンブレー(玉虫)素材のシャツ&パンツ、チェルシー・ブーツ/Bricks/BUZZ SHOPによるもの。
  3. ^ DJは襟川恵子
細野晴臣 - 高橋幸宏 - 坂本龍一
サポートメンバー:矢野顕子 - 渡辺香津美 - 大村憲司 - 松武秀樹 - 橋本一子 - 藤本敦夫 - 鮎川誠 - 藤井丈司 - デヴィッド・パーマー - GOH HOTODA - クリスチャン・フェネス - 高田漣 - 高野寛 - 権藤知彦 - 小山田圭吾
作詞家:クリス・モズデル - ピーター・バラカン - 松本隆
シングル
アルバム
オリジナル
ベスト
ライヴ
リミックス
その他
BOX
映画
楽曲
ツアー
メンバーの関連項目
シングル
オリジナル・アルバム
ライブ・アルバム
  • あめりか / Hosono Haruomi Live in US 2019
ベスト・アルバム
  • ベスト12
  • アーリー細野晴臣
  • The Best Instrumental Music Of Haruomi Hosono Calm
  • 決定版 細野晴臣ベスト・セレクション
  • ベスト15
  • Harry Up Hosono
  • Hosono Haruomi Compiled By
リミックス・アルバム
  • HARUOMI HOSONO IN THE '90S
  • Mental Sports Mixes
  • JADO KEN ISHII
  • InDo
  • MIX FORM
サウンドトラック
ボックスセット
  • Hosono Box 1969-2000
  • モナド・ボックス
  • HARRY HOSONO CROWN YEARS 1974-1977
コンピレーション
  • PACIFIC
  • エーゲ海 (the AEGEAN SEA)
参加・プロデュースユニット
関連人物
関連項目
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サウンドトラック
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ユニット
関連人物
関連項目
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オリジナル
ベスト
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ライブ
セルフカバー
その他
サウンドトラック
  • 戦場のメリークリスマス
  • 王立宇宙軍 オネアミスの翼
  • ラストエンペラー
  • シェルタリング・スカイ
  • リトル・ブッダ
  • 御法度
  • ファム・ファタール
  • 星になった少年
  • シルク
  • トニー滝谷
楽曲
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関連人物
関連項目
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